男の修行　坐禅

時は昭和14年、当時海軍次官であった山本五十六は、政府が画策していた独・伊との「三国同盟」に断固反対し命を狙われながらも郷里・長岡の堅正寺にこもり悩んだと言われています。堅正寺は、山本五十六と旧制長岡中学校の同級で親友の実業家・駒形宇太七が私費で創建した禅道場で、宗教身分に関らず禅の修行ができる場として知られています。ゆかりの地で人間・山本五十六の人となりや逸話を郷土史家から聴講し坐禅を組み、心静かに激動の時代を生きた”人間・山本五十六”の心情に迫っていただきます。